ジャガー・ランドローバー、49%の減益 10~12月期決算

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英国のジャガー・ランドローバーは2月14日、2016年度10~12月期の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は65億3700万ポンド(約9315億円)。前年同期の57億8100万ポンドに対して、13.1%増と増えた。

一方、10~12月期の税引き前利益は、2億5500万ポンド(約363億円)。前年同期の4億9900万ポンドに対して、48.9%減と大幅な減益となっている。

大幅な減益となったのは、ランドローバーブランドの主力SUV、『ディスカバリー』のモデルチェンジに伴うもの。為替相場やマーケティング費用がかさんだ影響も受けた。

2016年度10~12月の世界新車販売は、ジャガーが前年同期比90.3%増の4万5364台。新型SUVの『F-PACE』をはじめ、中国向けの『XFL』が人気。ランドローバーは、前年同期比8.7%減の10万3924台。『ディスカバリースポーツ』が支持を集める。

ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペッツCEOは、「商品ラインナップの拡大と技術革新の継続が、売上げ増と販売増につながった」と語っている。

《森脇稔》

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