【首都高速 横浜北線】3月開通予定の最新区間を報道陣に公開

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3月18日に開通予定の首都高・横浜北線の道路施設が公開された。
  • 3月18日に開通予定の首都高・横浜北線の道路施設が公開された。
  • 首都高・横羽線との接続部となる生麦ジャンクション(JCT)、本牧ふ頭方向はすでに使用されている。
  • 最新の設備だけに逆走対策の注意喚起も施されている。
  • バスに乗車して新横浜方向へ。
  • トンネルはシールド工法によって掘り進められた。
  • 全線が2車線区間となっている。
  • 路線の大部分(約5.9km)はトンネルとなる。非常口は約250m間隔で設置。
  • 滑り台でトンネル下部の避難通路に抜けるようになっている。

首都高速道路・神奈川建設局は9日、3月18日に開通を予定している「横浜北線(横浜市道高速横浜環状北線)」の道路施設を報道陣に公開した。

横浜北線は延長約8.2kmの路線で、路線番号は「K7」。首都高横羽線とは生麦ジャンクション(JCT)で、第三京浜とは横浜港北JCTで接続する。この間に「岸谷生麦」、「馬場」、「新横浜」の各出入口が設置されるが、馬場は現在も建設が進められており、2019年度の開通が予定される。3か所とも双方向に進むことができるダブルランプとなっている。

路線の大部分(約5.9km)はトンネル構造となっているが、最新の安全設備を数多く採用した。初期消火に対応する「泡消火栓」は約50m間隔で設置。非常口は約250m間隔で設置されており、トンネル下部の非常通路に素早くアクセスするために滑り台式となっている。

横浜北線の開通によって横浜市北部から中心部などへの速達効果が期待されており、新横浜~横浜港は従来25分を要していたのが所要15分に短縮。新横浜~羽田空港間も10分の短縮で、所要30分になるという。

開通は3月18日の午後4時。通行料金は普通車ETCの横浜港北JCT発で岸谷生麦が400円、大黒ふ頭が570円、本牧ふ頭が670円。空港中央(羽田空港)が1030円となる。

《石田真一》

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