重傷ひき逃げを起こした高齢の男、免許の取得経験が無かった

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今月1日に三重県鈴鹿市内で発生した重傷ひき逃げ事件について、三重県警は3日、同市内に在住する71歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕した。

三重県警・鈴鹿署によると、問題の事故は2017年2月1日の午後11時30分ごろ発生している。鈴鹿市住吉1丁目付近の市道で、路上に倒れていた67歳の男性に対し、進行してきた乗用車が衝突。男性は腰などを骨折する重傷を負ったが、直前に別の事故に巻き込まれ、負傷して路上に倒れていたことが判明した。

警察では重傷ひき逃げ事件としても捜査を開始。現場近くに設置された防犯カメラ映像の分析を進めていたところ、3日になってから同市内に在住する71歳の男が警察に出頭。ひき逃げへの関与を認めたことから、過失傷害などの容疑で逮捕している。

男はこれまでに運転免許を取得した経験が無く、聴取に対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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