韓国のキアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は1月末、2016年の通期(1~12月)決算を明らかにした。
同社の発表によると、2016年通期の売上高は、52兆7130億ウォン(約5兆2107億円)。前年の49兆5210億ウォンに対して、6.4%の増収となった。
また、2016年通期の純利益は、2兆7555億ウォン(約2724億円)。前年の2兆6310億ウォンに対して、4.7%の増益と、4年ぶりに業績を回復させた。
増益となった背景は、新車販売の好調による部分が大きい。2016年はSUVを中心に、新型車を積極的に投入。顧客の支持を集めた。
なお、2016年のキアの世界新車販売は、過去最高の300万7976台。前年比は3.2%増だった。