運転者が疾病原因で死亡---中央分離帯を乗り越えて衝突したトラック

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26日午前7時15分ごろ、宮城県仙台市宮城野区内の国道4号バイパスを走行していた中型トラックが中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ逸脱。対向の大型トレーラーと正面衝突する事故が起きた。トラック運転手の男性が疾病原因で死亡している。

宮城県警・仙台東署によると、現場は仙台市宮城野区燕沢東1丁目付近で片側2車線の直線区間。中型トラックは斜行するようにして路外に逸脱。中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ進入し、直後に対向車線を順走してきた大型トレーラーと正面衝突した。

衝突によって双方の車両は中破。中型トラックを運転していた青葉区内に在住する65歳の男性は心肺停止の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約1時間30分後に死亡した。心疾患(疾病)原因とみられている。トレーラーを運転していた大和町内に在住する54歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。

トレーラーの運転手は聴取に対して「前からふらふらしたトラックが近づいていると思ったら、中央分離帯を乗り越えて衝突してきた」などと話しており、警察では死亡した男性が運転中に意識を失ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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