ドイツの高級車メーカー、アウディの主力車種、『A3』。同車の先代モデルが米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。アウディが属するフォルクスワーゲングループの米国法人、フォルクスワーゲングループオブアメリカから、先代アウディA3に関するリコールの届け出を受けた、と発表している。
今回のリコールは、安全装備の不具合が原因。NHTSAによると、先代アウディA3のABSとESCが作動しない場合があり、事故につながるおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2009-2010年モデルの一部。アウディは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、ABSの制御モジュールを更新するリコール作業を行う。