1月20日から22日まで開催された「ジャパンフィッシングショー2017」で、フィッシングブランドの「エイムス」(AIMS)とトランスポーターの製造販売を行っている「オグショー」(OGUshow)が、両社の共同開発によるフィッシング仕様トランスポーターを出品した。
ベース車両となるのは、トヨタの200系『ハイエース』標準ボディS-GL。多い時には年間5万キロ以上を走り、車内で60泊以上を過ごしながら日本全国を釣り歩くというAIMSの橋本景代表がプロデュースした。
リアスペースは脚のないFLベッドを採用。片側フリップ2分割並びに脱着マット4分割仕様となっており、ベッドアレンジは多彩で、クーラーボックスなどの積み降ろしも楽にできるようになっている。床は防水仕様だ。
4本を積載できるロッドホルダーは、サイドに取り付けることで車内で場所を取ってしまうことがなく、使わないときには折りたたんでおくこともできる。このホルダーと高さを合わせたトレーも設置。ロッドケースに入れたロッドを収納できるようになっている。また、サイドウインドウには24個のM6ナットを埋め込んだパネルを取り付けており、様々なオプションパーツを取り付けることも可能だ。
「釣りに必要不可欠な道具がしっかりと積載でき、車中泊も快適に過ごせるようになっていますが、ファミリーで使うことも考えられているので釣り以外にも使っていただけます」とブースの担当者はアピールしていた。
価格はガソリン2WDが340万円、ディーゼル4WDが420万円(共に税別)など。また、こうしたベッドやパネル、ロッドホルダーなどをセットにした、釣りトランポをDIYできるアングラーパッケージも販売する(標準ボディ用で税別42万円)。