日本航空(JAL)は、2017年度の国内線の運航計画を発表した。
国内線は、対象機材全機で対応が完了した「JAL SKY NEXT」サービスによる商品・サービスの品質を強化するとともに、羽田発着路線を中心に、季節需要に適した運航を行う。
また、伊丹発着路線を中心に、「クラスJ」、Wi-Fi無料ビデオプログラムサービスを備えたエンブラエルE190型機での運航路線を拡大する。鹿児島県内の離島路線には、4月下旬に順次、新機材ATR42-600型機を投入する。那覇発着路線では、ボーイング737-800型機の運航路線を拡大し、「JAL SKY NEXT」サービスを拡充する。
沖縄県内を中心とする離島路線では、ボンバルディアDHC-8-400CC型機を順次展開し、旅客、貨物双方の需要に対応する。
その他路線では、2014年度から実施している季節運航路線を、就航地域の協力を得ながら、2016年度と同規模で運航する。
また、プロペラ機材からリージョナルジェット機材への移管を進め、提供座席数の増加などにより観光需要の喚起を図り、地域経済の活性化を図る。