TAPポルトガル航空は1月16日、2016年の旅客数が前年比3.5%増の1172万4000人、ロードファクター(利用率)が78.6%だったと発表した。
地域別に見ると、米国線の旅客数は前年比65%増を記録。大幅増の要因は、リスボン=ニューヨーク、ボストン線の開設、リスボン=ニューアーク、マイアミ線の増便。TAPは16日現在、ニューヨーク線を1日1往復、ボストン線を週5往復で運航している。
ポルトガル国内線(マデイラ、アゾレス諸島線を含む)と欧州線を合わせた旅客数は899万人で、前年比4%増。アフリカ線の旅客数は、モロッコ線の増便、リスボンとギニアビサウのビサウを結ぶ路線の再開などが追い風となり、10%増を記録した。