赤本でおなじみの教学社は1月17日、第2回「受験川柳」の結果を発表した。応募総数3,434句の中から特に優れた7句が選ばれた。優秀賞は、清水ゆん作「鉛筆も わたしも尖る 受験の日」が輝いた。受賞7作品の記念しおりが全国の主要書店で配布される。
教学社は、受験にまつわるエピソードや受験への想いのこもった川柳「受験川柳」を募集。現役受験生、かつての受験生、受験生の家族などから、第1回を大きく上回る3,434句の作品が寄せられた。
応募総数3,434句の中から特に優れた作品として、優秀賞1句と高校生特別賞1句、佳作5句の計7句が選定された。入賞者には後日、賞品と記念しおりが進呈される。
選者の尾藤一泉先生は、「応募された作者の中には、現役の受験生も多く、生の切実な思いが伝わってくる句がたくさんありました。また、受験OBの立場で、その時期をまざまざと思い出す作品も多く見受けられ、『受験』という人生のひと時期のニンゲンが浮き出すような作品がありました」と総評した。
教学社は、第3回「受験川柳」を実施し、受験にまつわるエピソードや受験への想いのこもった作品、楽しくユニークな作品、受験生を応援する作品などを募集する。応募期限は9月15日。応募資格は不問で、応募数にも制限はない。大学受験に限らず、幼稚園・小学校・中学校・高校の入試や資格試験など、すべての「受験」が対象となる。