凍結路面でスリッブしたワゴン車、対向のマイクロバスと衝突

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9日午後9時15分ごろ、北海道共和町内の国道5号を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきたマイクロバスと衝突する事故が起きた。この事故でバスに乗っていた12人と、ワゴン車の運転者が負傷している。

北海道警・岩内署によると、現場は共和町ワイス付近で片側1車線の緩やかなカーブ。ワゴン車は凍結路面でスリップして対向車線側へ逸脱。対向車線側を塞ぐように横向きで停車したところ、直後に進行してきたマイクロバスが側面部に衝突した。

この事故で双方の車両が中破。バスに乗っていた中国からの観光客など乗客乗員あわせて12人と、ワゴン車を運転していた岩見沢市内に在住する20歳の男性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

事故当時、現場の路面は圧雪アイスバーン状態。ワゴン車の進行方向に下り勾配となっていた。警察ではハンドルを取られたことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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