ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは1月9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2017において、改良新型『911カレラGTS』を初公開した。
911カレラGTSは、「911シリーズ」の中で、『911カレラS』と『911 GT3』の中間に位置づけられる。2014年秋、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー2014でデビューした。それから2年半を経た今回、改良新型モデルが登場している。
改良新型モデルのハイライトは、『911カレラ』同様、ダウンサイズエンジンの採用。自然吸気の3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンを、3.0リットル水平対向6気筒ガソリンツインターボに置き換えた。
この3.0リットル水平対向6気筒ツインターボは、改良新型911カレラGTSの場合、最大出力450psを発生。排気量を800cc縮小しながら、従来型に対して20ps上回るパワーを獲得した。
改良新型911カレラGTSでは、最も速い仕様の場合、0-100kmh加速は3.6秒と、従来の4秒から0.4秒短縮。最高速は312km/hに到達している。