吹雪で視界悪化、コンビニ駐車場から進出のクルマにトラックが衝突

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24日午前0時35分ごろ、北海道七飯町内の国道5号で、道路沿いの駐車場から進出してきたワゴン車に対し、右方向から進行してきた大型トラックが衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車に乗っていた7人が重軽傷を負っている。

北海道警・函館中央署によると、現場は七飯町西大沼付近で片側1車線の直線区間。ワゴン車は道路沿いにあるコンビニエンスストアの駐車場を出て、国道へ右折進出しようとしていたが、右方向から進行してきた大型トラックの進路を塞ぐ状態となり、トラックはそのままワゴン車の右側面部に衝突した。

衝突によってワゴン車は中破。後部座席に同乗していた41歳の男性2人が胸部骨折などの重傷。運転していた札幌市内に在住する29歳の男性と、他の同乗者4人は打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。トラックを運転していた北斗市内に在住する51歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場付近の路面は圧雪アイスバーン状態。発達していた低気圧によって吹雪となっており、視界が著しく悪い状態だった。警察ではワゴン車側に安全確認の怠りがあったものとみて、運転者の回復を待って事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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