徒歩で道路横断の高齢女性、乗用車にはねられて死亡---バスの後方から

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22日午後9時50分ごろ、奈良県生駒市内の市道で、徒歩で道路を横断していた87歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者を現行犯逮捕している。

奈良県警・生駒署によると、現場は生駒市鹿ノ台東付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていないが、近くにはこれらの設置された交差点がある。87歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する38歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は「対向車線側に停車していたバスの後方から横断してきて、存在に気づくのが遅れた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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