トライアル戦の内容が大事。普段どおりを心がけたい…SS王座決定戦直前 鈴木圭一郎選手

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オートレース界、若手のプリンス鈴木圭一郎選手。
  • オートレース界、若手のプリンス鈴木圭一郎選手。
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大みそかに、その年の最強レーサーを決める『SG第31回スーパースター王座決定戦』(12月27~31日)。

オートレース界の最高賞金3000万円が誰の手に渡るのか考えるだけでワクワクしてくるが、SG3連続Vの偉業と自身初のMVP獲得を狙うのが、22歳と若い鈴木圭一郎選手。大一番に向け、話しを聞かせてもらった。

■史上最年少(21歳3ヶ月)でのG1制覇を今年3月に達成。さらに10月と11月には最高峰のレースに位置づけられるSG(スーパーグレード)で連続V。ビッグレースで勝てるようになったのはなぜだと自分では考えていますか?

「技術面ではなく、メンタルの部分が大きいと思っています。落ち着いてレースができるようになりました。これはもうポケバイやミニバイクレースをやってきたときから周りに言われ続けてきたことなんですけど、ようやくオートレースでも冷静になれるようになってきたと思います」(鈴木圭一郎選手)

■いよいよ目前に迫ったスーパースター王座決定戦ですが、いけそうですか?

「はい。昨年はいろいろと考えすぎてしまって空回りした感じです。なので今年はいつもどおり、普段どおりの気持ちで挑んでいきたいと思っています」(鈴木圭一郎選手)

■ライバルは?

「出走するすべての選手だと思います。自分のレースをやって、誰もが認めてくれるようなキレイな勝ち方ができたら最高です」(鈴木圭一郎選手)

■ポイントとなるのはどういうところでしょうか?

「トライアルでいいレースをして、最終日に進みたいです」(鈴木圭一郎選手)

■いいレースっていうのは?

「そこでの結果ではなく、最終日に向けて手応えを感じられるようなレースをしたいです」

■自信は?

「もちろんあります!」

スーパースター王座決定戦は大みそかの決戦に向け、4戦(4日間)のトライアル戦が行われる。これはポイント制になっており、1着に10点、2着8点、3着6点……が与えられ、獲得ポイント上位8人が最終日の決勝レースに進出。

最年少優勝は1999年の高橋貢選手、2000年の池田政和選手の27歳。鈴木圭一郎選手(22歳)が優勝すれば、さらなる記録更新となる。

鈴木選手が乗るオートレーサーの名は『カルマ』。イタリア語で“冷静”を意味する。その言葉どおりのレース運びをすれば、偉業達成が見えてくる。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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