【住宅・都市イノベーション展16】スウェーデン生まれの分煙キャビン、タバコの煙と臭いを完全に除去

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クリーンエア スカンジナビアの分煙キャビン
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東京ビッグサイトで開催された「住宅・都市イノベーション総合展2016」(13~15日)で考えられない光景を目にした。というのも、会場のど真ん中のブースで堂々とタバコを吸っている人が何人もいるのだ。

そこはクリーンエア スカンジナビア(本社・東京都港区)のブースで、本社はスウェーデンにある。1987年から分煙ソリューションに取り組み、そのためのキャビンを開発してきた。

同社の分煙キャビンの特徴は、なんと言っても扉がないということ。扉がないと、タバコの煙や臭いが漏れてしまうと思うが、不思議なことに煙が全く外に出て行かないのだ。煙は即座に全て奥の吸い込み口に吸い込まれていく。

「発生した煙が拡散する前に素早く捕集するような仕組みになっていて、高効率空気濾過フィルターがタバコの煙に含まれる粒子状成分を99.99%除去します。ですから、タバコの臭いも全く感じません」と同社関係者は話す。

確かに中に入っても、タバコの臭いはしない。同社関係者によると、「日本ではすでにホテルやオフィスを中心に1000台ほど入っており、年々需要が増えている」そうだ。

この分煙キャビンはレンタルで、1カ月7万8000円から13万4000円まで。3タイプ用意されている。フィルターは寿命に応じて同社の人間が交換する。

[おわび]レンタル料金の額が間違っておりました。修正して再公開しまた。

《山田清志》

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