日本航空(JAL)は、2017年2月に国際線旅客の「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を復活させると発表した
JALでは燃油特別付加運賃額を2カ月ごと、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。10月、11月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレル当たり58.69米ドルだった。これに同期間の為替平均1米ドル106.00円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は6221円となった。
このため、2017年2月から3月に発券する航空券に適用される燃油特別付加運賃は、条件表のZone A(6000円基準)を適用する。
燃油特別付加運賃は、原油価格の下落や円高の影響で今年4月からゼロとしていたが、10カ月ぶりに復活することになる。
適用額は北米・欧州・中東・オセアニアが3500円、インドネシア・インド・スリランカ・ハワイが2000円、タイ・シンガポール・マレーシアが1500円、グアム・フィリピン・パラオ・ベトナムが1000円、中国・台湾・香港が500円、韓国・極東ロシアが200円。