4空港、年末年始の国際線旅客数を予想---関空と羽田が過去最高

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成田国際空港、関西エアポート(関西国際空港)、中部国際空港(セントレア)、東京国際空港ターミナル(羽田空港)の各社は、2016年度年末年始の国際線旅客の推計を発表した。期間は羽田が12月23日~1月3日、ほかは12月22日~1月3日。いずれも出発のピークは12月29日、入国が1月3日を予想している。

■成田国際空港---10%増の110万人を予想

夏ダイヤ以降の新規就航や増便で航空機発着回数が増加するため、期間中(12月22日~1月3日)の旅客人数は前年同期比10.5%増の110万0200人を予想する。このうち、出発旅客が同11.6%増の56万6800人、入国旅客が同9.3%増の53万3400人を予想する。

ハワイなどのリゾートやシンガポール、台湾などの近距離方面が人気だった。

出発のピークが12月29日、入国が2017年1月3日。

■関西国際空港---過去最高の70万2200人

関西エアポートは、関西国際空港の国際線旅客人数が前年同期比7%増の70万2200人と過去最高になる見通しを発表した。

1日平均の旅客人数は5万4000人、前年同期比7%増となる見込み。これまでの年末年始期間最高は2015年度の1日平均が5万0290人だった。

出発旅客数は36万9300人、同9%増、到着旅客数が33万2900人、同6%を見込んでおり、出発方面は韓国、中国、台湾が旅客人数トップ3となっている。

出発のピークは12月29日、到着が2017年1月3日。

■中部国際空港---予約5.9%減の18万人

中部国際空港における期間中の運行便は、前年同期より35便マイナスの623便。このうち、定期便が37便マイナスの613便、臨時・チャーター便が2便プラスの10便。

国際線旅客人数の予約数は前年同期比5.9%減の18万0700人となっている。出発旅客が同1.9%減の9万7400人、到着旅客が同10.3%減の8万3300人。

方面別予約数では中国、東南アジア、香港がトップ3となっている。また韓国が同6.3%増の1万3500人と、4年ぶりに増加に転じている。

出発のピークが12月29日で8800人、到着のピークが1月3日で9000人。

■羽田空港---55万人と過去最高

東京国際空港ターミナルは、2016年年末年始(12月23日~2017年1月3日)の東京国際空港(羽田空港)国際線旅客人数の推計を発表した。

旅客人数は前年同期比11.9%増の54万8700人と大幅に増えて過去最高となる見通し。出国旅客が同12.9%増の28万5200人、入国旅客が同10.9%増の26万3500人を予想する。

出国のピークは12月29日で2万5900人、入国のピークは1月3日で2万5400人と過去最高を予想する。

《レスポンス編集部》

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