いまだに低い後席シートベルト着用率…高速71.8%、一般道36.0%

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後部座席シートベルト着用
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JAF(日本自動車連盟)と警察庁は、10月1日から10日まで、「シートベルト着用状況全国調査」を合同で実施、その結果を公表した。

全国882か所で調査した結果、後部座席でのシートベルト着用率は、一般道路で36.0%(前年比0.9ポイント増)、高速道路等で71.8%(同0.5ポイント増)と2002年の合同調査開始以来、ともに過去最高となった。

運転席の着用率は一般道路では98.5%(前年比0.1ポイント増)、高速道路等では99.5%(同0.1ポイント増)、助手席もそれぞれ90%を超える結果となった。

若干の改善があったものの、後部座席は他の座席と比べ、依然として着用率が大幅に低い。また、一般道路と高速道路等では着用率に約2倍の差がある等、一般道路の着用率の低さが際立つ結果となり、特に一般道路での後部座席シートベルト着用の重要性や非着用の危険性が十分に認識されていないことを示す結果となった。

JAFでは、後部座席同乗者にも自発的にシートベルトを着用するよう、全席シートベルトの着用について、今後もさまざまな啓発活動を続けていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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