子どもが貰ったお年玉、未就学児の親8割が「全額保管」---「企業の資金管理」のプロが答える

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子どもが貰っているお年玉の金額の把握状況
  • 子どもが貰っているお年玉の金額の把握状況
  • 子どもが貰っているお年玉の使用用途の把握状況
  • 子どもの年齢別お年玉の管理方法
  • 深山秀一氏

 アバントグループのディーバは、企業の資金管理のプロ100名に対し子どもの「お年玉にまつわるアンケート調査」を行った。未就学児の場合は、8割以上の親が全額を管理する一方、小学生になると約6割が子どもに管理を任せていることがわかった。

 お年玉で悩むのが子どものお年玉の「管理方法」。親が管理して当然という考え方もあれば、お金の勉強になるのでなるべく任せるべきという考え方もある。どのような管理方法が適切なのかを知るため、ディーバはアバントグループ社員100名に対し、12月13日から19日まで「お年玉にまつわるアンケート調査」をインターネットで行った。対象のアバントグループ社員100名は「企業の資金管理」を行うプロだという。

 子どもが貰ったお年玉の金額は、90.2%が把握していると回答。また、使用用途を把握している人は88.2%と、子どもが貰うお年玉に関してはほとんどの親が把握していることがわかった。

 未就学児では、親が全額お年玉を管理している人が82.4%となった一方で、小学校低学年では39.1%、一部預かりが56.5%と、管理を任せ始める保護者が増える。ただし、低学年のうちから全額の管理を任せるのではなく、まずは一部を子どもに管理させ始めているようすがうかがえる。ディーバは、お年玉の全額を親が管理するのか、子どもに一部でも管理を任せはじめるのかの分岐点は、小学校に上がるタイミングにあると分析している。

 お年玉の管理について、ディーバCFOオフィス事業本部TMS事業部シニアマネージャーの深山秀一氏は「必要なのは、親の側がどのようにお年玉を管理しているのかを丁寧に説明すること」とコメント。「通帳を一緒に見たり、子どもと一緒に銀行に預けに行ったりする」よう、企業の資金管理の観点からアドバイスしている。

子どもが貰ったお年玉、未就学児親8割は「全額保管」

《池野サキ》

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