米国の自動車最大手、GMは12月15日、米国ミシガン州の工場で次世代の自動運転車を生産すると発表した。同時に、シボレー『ボルトEV』ベースの自動運転テスト車による公道試験も開始する。ボルトEVは2016年1月、米国で発表。小型の5ドアハッチバックボディのEV。ボルトEVは、高性能なモーターを1個だけ搭載。最大出力は200hp、最大トルクは36.8kgmを引き出す。強力なモーターは、0-96km/h加速7秒以下の性能を発揮する。二次電池は、韓国LGエレクトロニクスと共同開発した蓄電容量60kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電での最大航続可能距離は、383km。急速チャージャーを使えば、145km程度の走行に必要なバッテリー容量を、およそ30分で充電できる。GMは、このボルトEVベースの自動運転車で公道テストを行い、米国ミシガン州で生産する次世代の自動運転車に、そのノウハウを反映させる方針。GMのメアリー・バーラCEOは、「GMの自動走行技術は、現在市販されている車と同様、信頼性が高く安全」とコメントしている。
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