ナビタイムジャパンは、トータルナビゲーションサービス「NAVITIME」、カーナビゲーションアプリ「NAVITIME ドライブサポーター」などで、2016年に最も多く検索されたスポットのランキング「2016検索スポットランキング」を発表した。
同ランキングは、2016年1月1日から10月31日までに、「NAVITIME」「NAVITIME ドライブサポーター」「EZナビウォーク」「EZ助手席ナビ」を利用したユーザーによるスポット検索情報を集計したもの。
集計の結果、総合ランキングの1位は、「東京ディズニーランド」となった。また、2015年11月に「エキスポシティ」がオープンした大阪府では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」と「海遊館」をはじめとした前年もランクインしたスポットの多くがランキング順位を上げており、エリア全体の活気が感じられる。
また、同時発表した「検索急上昇スポット」によると、「羊山公園」(埼玉県)や「白井大町藤公園」(兵庫県)といった、花の見頃と大型連休が重なる自然豊かなスポットで検索数が急上昇。また、スマホアプリ「ポケモンGO」の流行と同時に「世田谷公園」(東京都)の検索数も大きく増加するなど、その年の社会現象が反映された。
外国人観光客に人気のスポットランキングでは、「東京タワー」がトップ。昨年は20位中、16スポットが東京のスポットだったが、今年は「清水寺」や「大阪城天守閣」をはじめとした関西地方のスポットが大きく順位を上げており、外国人観光客の周遊ルートが、東京だけでなく、大阪・京都などにも広がりをみせている。
ドライブ目的地ランキングは、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」がトップ。USJは2016年度上半期(4~9月)の入場者数が前年同期比7%増の約700万人と大幅に増加。入場者の増加が検索数にも反映された。また、3位に「出雲大社」(島根県)がランクインしたが、19位の「鳥取砂丘」や29位の「足立美術館」と同時に検索されることも多く、山陰地方では複数スポットを自動車で周遊する観光ルートの人気が上昇しているといえそうだ。