ドイツのルフトハンザグループは12月9日、11月の旅客数が前年同月比5.9%増の763万4000人だったと発表した。
グループの子会社別では、スイス・インターナショナル・エアラインズが4.3%増の130万6000人、オーストリア航空が10.9%増の87万1000人。旅客増の要因は、ルフトハンザドイツ航空の運航乗務員が所属する労働組合によるストライキを受けて、ドイツ発着便の機材を大型化したことにある。
ルフトハンザドイツ航空は5.8%増の420万5000人。運航乗務員が所属する労働組合が計6日間のストライキを実施していたにも関わらず、旅客数が増えた背景には、昨年11月に客室乗務員が所属する労働組合が計7日間実施したストライキがある。
格安航空会社のユーロウィングスは8.9%増の130万人だった。