【広州モーターショー16】アウディ A6 に中国専用PHV…量産モデルを初公開

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アウディ A6 L e-トロン
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ドイツの高級車メーカー、アウディは11月下旬、中国で開幕した広州モーターショー16において、『A6 L e-トロン』の量産モデルを初公開した。

アウディは2014 年4月、中国合弁パートナーの第一汽車(FAW)との間で、中国専用のプラグインハイブリッド車(PHV)の生産・販売に関して提携すると発表。その提携の成果を生かして開発されたのが、A6 L e-トロン。中国で現地生産され、中国市場へ2016年内に投入される。

A6 L e-トロンは、中国高級車市場で人気の高い『A6』のロングホイールベース車、『A6L』がベースのPHV。PHVパワートレインのエンジンは、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」。最大出力211hp、最大トルク35.7kgmを引き出す。

モーターは、最大出力124hp、最大トルク22.4kgm。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、245hpのパワーと、51kgmのトルクを獲得する。0-100km/h加速は8.4秒、最高速は210km/h(リミッター作動)。

二次電池は、蓄電容量14.1kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあり、45.5km/リットルの燃費と52g/kmのCO2排出量を達成している。

《森脇稔》

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