欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月下旬、中国で開幕した広州モーターショー16において、『テラモント』を初公開した。
同車はフォルクスワーゲンが11月中旬、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー16で初公開した新型SUV、『アトラス』の中国版。アトラスが中国市場には、テラモントの名前で投入される。
テラモントは、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラー車台、「MQB」を基本に開発。ボディサイズは全長5039mm、全幅1989mm、全高1773mm、ホイールベース2980mm。フォルクスワーゲンと上海汽車の中国合弁、上海フォルクスワーゲンとしては、初の大型SUVとなる。この効果で、広々として快適な室内空間を備える。
中国向けのテラモントのパワートレーンは、新開発の2.5リットルV型6気筒エンジン。最大出力300ps、最大トルク51kgmを引き出す。7速DSGトランスミッションを組み合わせた。
駆動方式は4WD。ダイナミックサスペンション、LEDヘッドライト、渋滞支援システムなどの安全装備が採用されている。