道路横断のシニアカーに乗用車が衝突、高齢女性が死亡

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2日正午ごろ、兵庫県姫路市内の県道で、シニアカー(電動車いす)に乗って道路を横断していた82歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者を現行犯逮捕している。

兵庫県警・姫路署によると、現場は姫路市花田町高木付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。82歳の女性はシニアカーに乗った状態で道路を横断していたところ、交差進行してきた乗用車が衝突した。

衝突によってシニアカーは転倒。女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡した。クルマを運転していた同市内に在住する74歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は死亡した女性の自宅前だった。現場に目立つブレーキ痕は無く、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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