世界に誇れるコンクールを目指す…コンコルソ・デレガンツァ京都2016

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
アルファロメオ 6C2500SSベルト―ネ
  • アルファロメオ 6C2500SSベルト―ネ
  • 左からランチア ラムダ ティーポ221カッサーロ、ランチア ラムダオッターヴィアセリエトルペードルンゴ、アルファロメオ 6C2500SSベルトーネ
  • 奥からランチア ラムダ ィーポ221カッサーロ、ランチア ラムダオッターヴィアセリエトルペードルンゴ
  • ドライエ ティープ178シャプロン
  • 左からパナール ジルコディスコボランテMM byコッリ、フィアットシアタ 500ペスカーラMM、OSCA MT4 2AD1500モレッリスパイダー、OSCA MA MT4 2AD
  • マセラティ A6G2000ヴィニャーレ
  • ビッザリーニ イソグリフォA3Cコルサ
  • 奥から順に、アバルト ギアジョイエッロ1100E、マセラティ A6G2000ヴィニャーレ、マセラティ3500GT、フィアット8Vシリーズ2、アストンマーティン DB5

12月3日から6日にかけて、世界遺産、元離宮二条城(京都府京都市)で「コンコルソ・デレガンツァ京都2016」が開催されている。

イタリアのコモ湖畔で毎年5月に開催されている「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」、そして、アメリカはカリフォルニア州、カーメル近郊のペブルビーチゴルフコースにて毎年8月に開催される「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」が、現在行われているクラシックカーのコンクール・デレガンスで権威ある2大イベントだ。

今回開催されているコンコルソ・デレガンツァ京都2016は、その両イベントを目標に、日本ならではの特色を盛り込んだものだ。同イベント総合プロデューサーの木村英智氏は、「世界に誇れるコンクール・デレガンスを開催したかった。ヨーロッパではヴィラ・デステ、アメリカではペブルビーチがある。その一方現在アジアではまだこのレベルのコンクールは開催されていないので、ここ日本で何としても国際的に通用するコンクール・デレガンスを開催したかったのだ」という。

そこで、「ヨーロッパやアメリカのように、皆が行きたくなるような特別なロケーションと、世界レベルの出展車。そして、世界のコンクールと同レベルのジャッジを揃え、コンクール・デレガンスを構成していった」と話す。今回は、22台の出展車の多くと、審査員を海外から招待し、また、日本ならではの立地ということで京都、二条城が選ばれたのだ。

木村氏は、「今回はプロトタイプのようなもの。今回の開催をベースに次回は更にレベルアップを図り、18年の桜の咲く時期に開催する予定だ」と語った。

開催最終日の6日は11時まで二の丸御殿中庭に車両を展示。12時以降はその出展車が1台1台特設ステージまで自走し、車両説明が行われ、そののちアワード発表と授与式が開催される予定だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集