1日午前6時45分ごろ、北海道標茶町内の国道272号を走行していた大型トラックが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の運転者が死亡している。
北海道警・弟子屈署によると、現場は標茶町雷別付近で片側1車線の緩やかなカーブ。大型トラックはカーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた別の大型トラックと正面衝突した。
衝突によって双方のトラックは大破。逸脱側とみられるトラックを運転していた弟子屈町内に在住する38歳の男性と、もう一方のトラックを運転していた標津町内に在住する31歳の男性は頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、2人ともまもなく死亡している。
事故当時、現場の路面は凍結していた。警察ではスリップしたことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。