資源エネルギー庁は、10月の石油統計速報を発表した。燃料油の国内販売は前年同月比2.1%減の1420万キロリットルで13カ月連続マイナスとなった。
油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油は前年を上回ったが、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油が前年を下回った。
燃料油の生産は同3.7%減の1399万キロリットルと前年を割り込んだ。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、B・C重油は前年を上回ったが、ガソリン、灯油、軽油、A重油が前年を下回った。
燃料油の輸入は同23.5%減の214万キロリットルと9カ月連続で前年を下回った。輸出は同18.6%減の236万キロリットルと前年を下回った。
燃料油の在庫は1042万キロリットル、同5.8%減と15カ月連続で前年を下回った。油種別にみるとジェット燃料油、軽油は前年を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、A重油、B・C重油は前年を下回った。
一方、10月の原油輸入量は同2.1%減の1506万キロリットルと4カ月連続でマイナスだった。