日本電産シンポは、自動車プレス部品世界最大手のガスタンプ・オートモシオンから世界最大級となる加圧能力4500トンのサーボプレスを受注したと発表した。
今回受注したサーボプレス機は、高張力鋼板加工に適応するため、1台のプレス機でありながら2つのスライドと3つのアップライトにより、多工程トランスファープレスでの偏荷重の問題を解決する。加えて、複数のサーボモータを独自開発のソフトウエアで制御することで、9メガワット大出力による高い加工精度と高い生産性を確立した。
プレス機はガスタンプのドイツの工場に12月に納入し、高張力鋼板(ハイテン材)の自動車部品製造ラインで稼働する予定。