NEC、日本航空電子を連結子会社化---自動運転関連事業を強化

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NECは、自動運転関連事業などを強化するため、日本航空電子の株式公開買い付けを実施して連結子会社化すると発表した。

日本航空電子は、NECが株式39.81%を実質的に保有する持分法適用関連会社。自動車市場や携帯機器市場向け各種コネクタ事業、車載用静電タッチパネルなどのインターフェース・ソリューション事業、飛行制御装置や車載用回転角度センサなどの航機事業などを展開している。

NECは日本航空電子を連結子会社化するため、上限1000万株を追加で取得する。上限まで取得した場合のNECの実質的な出資比率は50.77%で、日本航空電子は上場を維持する。

NECは、日本航空電子を連結子会社化してIoTや自動車の自動運転など、成長領域の連携や、両社の技術・製品・システム・ソリューション開発での交流活発化、航空宇宙防衛事業の発展に向けた協業などを進める。

株式公開買い付け価格は1株当たり1920円。11月29日から2017年1月17日まで実施する。

《レスポンス編集部》

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