遠藤憲一が、1千万円相当のダイヤを抱えて東京港クルーズ船に現れ、「54年ぶりの11月初雪」という極寒の船上でキメた。冷たい海風のなか、ダイヤモンドの輝きについて熱く語ると思いきや、「実はオレ、結婚してるのに結婚指輪を贈ったことがない」と明かした。
「こんなCMに出ておいて、実はオレ、結婚してるのに結婚指輪を贈ったことがない。女房に指輪とか、ネックレスとか、ましてやダイヤモンドなんて贈ったことないんで、いつ贈るって断言できないけど、いつか必ずダイヤをプレゼントしたいなと。でもこういうことって、結婚したそのときに言わないと、恥ずかしいんだよね。でもいつかはプレゼントすることを、ここで約束します。でも期待するんじゃないよ、クリスマスにとか」
このイベントは、「ダイヤモンドは永遠の輝き」のフォーエバーマークが、ユーザー15組30名を招待し11月24日に開催したもの。遠藤憲一は、同社新CM「The One」のナレーションを担当している。
「CMのナレーションって、だいたい、いきなり映像をばって見て、録音に入る。1回目に見たとき、すごいエネルギーを感じた。選ばれた一人の人間が、ダイヤの象徴として現れてね。1回めに流した時にはきれいにしゃべろうとしたけど、2回めは気持ちを入れて語ったらOKが出た」
「選び抜く、磨き抜くという、たったひとつのもの、The One を感じた。鉱山から選りすぐられたもので、働いている人たちも優れている。鉱山で働く人たちは厳しいイメージだが、フォーエバーマークは働きやすい環境までつくりあげている。働く人、提供する人が、1%の本当の輝きをつくりだしている」
遠藤やファンを乗せたクルーズ船「HOTALUNA」は、松本零士氏がプロデュース。宇宙船をイメージしたフォルムのメガクルーザーの船内では、スパークリングワインなどを片手に、記念撮影タイムなどが設けられた。「きょうは女房も来ている」という遠藤は、1時間のクルーズ中、慣れない現場からか、ずっと照れていたようすだった。