米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは11月16日(日本時間11月17日未明)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー16において、『コロラド ZR2』の市販モデルを初公開した。
同車は、新型『コロラド』をベースにしたオフロード仕様車。新型コロラドは2013年秋、ロサンゼルスモーターショー13でワールドプレミア。コロラドは、シボレーブランドの主力中型ピックアップトラック。
新型は、フルサイズのピックアップトラックを必要としない顧客に向けて、高い走行性能と機能性を提供することを目指して開発。シボレーは新型コロラドで、中型ピックアップトラックの新基準を提示した。
ロサンゼルスモーターショー16で初公開されたコロラド ZR2は、オフロード性能を重視した新仕様。同名のコンセプトカーの市販版となる。ベース車両のコロラドに対して、車高を引き上げ、トレッドを拡大。前後バンパーも専用設計し、オフロードでのアプローチおよびデパーチャー・アングルを引き上げた。
クラス唯一の電動デフロックも採用。マルチマチック「DSSV」と呼ばれるサスペンションにも初めて、オフロード志向のチューニングが施されている。