【ルノー “赤い”ルーテシア 試乗】人生でもっとも輝いている一瞬がこのクルマにはある…島崎七生人

試乗記 輸入車
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ルノー ルーテシア インテンス(ルージュフラムM)
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ここ最近のルノー車に乗っていつも思うのは「要するに“元気の素”だな」ということ。何ともロマンティックだがルノーは人生を1つの花にたとえていて、複数ある花びら(ステージ)のうち“恋に落ちる”のが『ルーテシア』だそう。

だとしたら、もっとも輝いている一瞬がこのクルマにはある…という訳だ。

試乗車は「インテンス」グレードだった。ラインアップの中核モデルで、1.2リットルターボエンジン(118ps/20.9kgm)を搭載、これに2ペダルでドライブができる6速エフィシエント デュアル クラッチが組み合わせられる。

装備も充実しているが、バックソナーが標準装備されるのは実用面での嬉しさのひとつ。壁に近づけて止めたいときやスーパーの駐車場などでの“うっかりの防止”に役立つからだ。ほかにフロントシートバックポケットも、当たり前のようだが、ブランケットやフロントガラスの日除けなど(コンパクトカーはとかく収納が少なく不便に思うから)ちょっとしたモノをしまっておくのにあると重宝するもののひとつ。センターアームレストや、艶ありブラックで仕上げられたパネル類など、快適性や上質感への配慮も見逃せない。

また「インテンス」だけのこだわりとして、独自のカラーコンビネーションが選べるというのもポイント。5色のボディカラーと3色の内装色、3色の挿し色付きの17インチアロイホイールのなかから、全6パターンの組み合わせが用意されている。試乗車はその中で唯一の“赤内装”で、ボディ色「ルージュフラムM」とホイールの赤と相俟って、外から眺めても乗り込んでも、みるからにホットなムード。『ルーテシア』ならではの饒舌なスタイリングを引き立てている。

そして走りはデビュー以来定評のスポーティテイスト。気持ちを鼓舞してくれる…というか、アクセルを踏めばクルマが活き活きとしたエンジン音をたて反応してくれ、とにかく走らせている間じゅう楽しさを味わわせてくれる。

ecoモードを備え、アイドリングストップも効かすから、省エネの心得も万全。またコンパクトカーならではの自然体の身のこなし、ハンドリングの爽快さも、クルマを走らせている実感と楽しさを存分と味わわせてくれる。スポーティだが決してスパルタンという訳ではなく、ステアリングフィールはしっとりとしているし、スッと沈んで身体を受け止めてくれるシート(後席はさらに“ふっくら”としている)はルノーならではのもの。いくら走っても疲労を蓄積させないクルマのシートの手本のようなものだ。ジンセイタノシク(人生楽しく)。そうアピールしてくるのがわかる、そんなクルマである。

ところで今なら、“何か赤いモノ”を身につけてディーラーへ行き、成約すると、15万円の特別なディスカウントが受けられるクリスマスキャンペーン「#CodeRED」を実施中だという。もしアナタがロマンチストを自認するなら、ショールームでセールス氏を前に「いつでも赤く燃えているハートを身につけてきました」などと言ってみては?

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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