横断歩道の歩行者ひき逃げ、高齢の男を逮捕

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14日午後8時30分ごろ、神奈川県相模原市緑区内の国道413号で、徒歩で横断歩道を渡っていた44歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は重体。クルマは逃走したが、警察は後に通報してきた72歳の男をひき逃げなどの容疑で逮捕している。

神奈川県警・津久井署によると、現場は相模原市緑区三ケ木付近で片側1車線の直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。44歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などで意識不明の重体。クルマはそのまま逃走したため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約1時間後に同区内に在住する72歳の男が「事故を起こしたが、逃げてしまった」などと通報。警察はこの男が容疑者と確認し、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「気が動転して現場から逃げ出してしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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