トヨタ環境活動助成プログラム、2016年度の助成対象28件を決定

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トヨタ環境チャレンジ2050
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トヨタ自動車は、持続可能な発展のための環境改善や保全に向けた活動を助成する「トヨタ環境活動助成プログラム」の2016年度助成対象として28件のプロジェクトを決定した。

これにより、2000年のプログラム開始以来17年間の累計は332件、世界の53の国・地域での実施となる。

同プログラムは、トヨタが1999年に国連環境計画から「グローバル500賞」を受賞したことを記念し開始したもので、昨年発表した「トヨタ環境チャレンジ2050」の「チャレンジ6 人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」の一環でもある。

助成対象テーマは今年度も「生物多様性」と「地球温暖化」として公募し、海外プロジェクト支援枠、国内プロジェクト支援枠、国内小規模プロジェクト支援枠の3つの助成枠に合計92件の申請があった。

選考にあたっては、継続・発展性、地域特性との調和性等を勘案し、1次選考、本選考を経て決定。海外プロジェクト支援枠は「ガーナのカカオ農家と共に行う生物多様性保全」など10件、国内プロジェクト支援枠は「絶滅危惧種選定のギフチョウとヒメヒカゲを中心とした希少チョウ類の保全活動」など10件、国内小規模プロジェクト支援枠は「野生動物を守るのは地域のパワー!未来の担い手を育てるネイチャースペシャリストクラブ」など8件が助成対象となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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