追い抜きを仕掛けた対向車を避けようとしてスリップ、トラックと衝突で男性死亡

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11日午前7時ごろ、北海道旭川市内の道道を走行中の軽乗用車が道路左側の縁石に接触した弾みで対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車を運転していた38歳の男性が死亡している。

北海道警・旭川東署によると、現場は旭川市西神楽3線付近で片側1車線の直線区間。事故の直前、乗用車が前走車を追い抜こうと対向車線側へ進入。これを回避しようとした軽乗用車が急ハンドルを切ったところ、スリップした状態で道路左側の縁石に接触。その弾みで対向車線側へ逸脱し、直後に対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

衝突によって軽乗用車は大破。運転していた同市内に在住する38歳の男性は頭部強打でまもなく死亡。乗用車はそのまま逃走した。トラックを運転していた遠軽町内に在住する60歳の男性にケガはなく、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場の路面は圧雪アイスバーン状態。轍も生じており、非常に滑りやすい状態だった。警察では逃走した乗用車の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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