凍結路面にハンドルを取られた乗用車、大型トラックと正面衝突

自動車 社会 社会

10日午前5時50分ごろ、北海道士別市内の国道40号を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車を運転していた33歳の男性が重体となっている。

北海道警・士別署によると、現場は士別市下士別町付近で片側1車線の直線区間。乗用車は橋上を通過中に対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型トラック(タンクローリー車)と正面衝突した。

衝突によって乗用車は中破。運転していた名寄市内に在住する33歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などで意識不明の重体。トラックの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場の路面は凍結しており、轍が生じている状態だった。警察では轍にハンドルを取られたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース