ジェイテクトは、2017年10月27日から11月5日に東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」に出展を予定している。
今回は前回のコンセプトを継承・進化させ、「TRADITION×INNOVATION~No.1&Only Oneの技術で未来のモビリティに貢献~」とし、同社が手がける製品と技術の過去、現在、未来を紹介する。
過去については、戦後の自動車産業、モータリゼーションの発展に貢献した、同社の前身企業 光洋精工と豊田工機の技術と製品を紹介。現在については、世界中に供給しているステアリングシステムや駆動製品をはじめ、ADAS(高度運転支援)に貢献する技術や将来像の紹介を予定している。
そして未来に関しては、自動運転が実現される車社会のさらなる先を考え、未来のクルマの曲がる姿を思い描くプロジェクト「未来のモビリティを考える(仮)」を紹介する。同プロジェクトは、広告や商品・イベントなどで斬新なアイデアと企画を実践する及川晃氏(ビーツーエンジン)が総合プロデューサーを務め、KDDI「AU design project」コンセフプトモデル、JAXA「moonbell」などを開発した東泉一郎氏、多摩美術大学の久保田晃弘教授、谷口暁彦教授らが参画。足元の技術に基づき積上げていく発想ではなく、新規性のある発想から企画を具体化していく。