3日午後5時10分ごろ、北海道北見市内の道道を走行していた乗用車とトラックが正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車を運転していた38歳の男性が収容先の病院で死亡した。路面凍結によるスリップが事故の原因とみられる。
北海道警・北見署によると、現場は北見市端野町緋牛内付近で片側1車線の直線区間。走行中の乗用車とトラックは道路中央で゛正面衝突した。
衝突によって乗用車は中破。運転していた網走市内に在住する38歳の男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約3時間後に死亡。トラックを運転していた北見市内に在住する28歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。
現場にはシャーベット状に凍結した雪が積もり、路面は非常に滑りやすい状態となっていた。警察では路面凍結によっていずれかの車両が対向側へ逸脱したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。