アイシン精機、増収増益…中国向けATやサンルーフ好調 中間決算

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アイシン精機は10月27日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1兆6975億円(前年同期比+8.6%)、営業利益は948億円(+23.3%)、税引前利益は907億円(+15.7%)、最終利益は547億円(+45.8%)だった。

ATの欧米・中国向けのオートマチックトランスミッション(AT)やサンルーフなど、ボディ部品の販売好調および、シロキ工業の子会社化などで、売上は増加。収益も熊本震災影響や為替差損など減益要因があるものの、増収効果やシロキ工業株式交換差益により、増益となった。

連結業績見通しについては、円高の進行や立上げ費用などの増加があるものの、下期も引き続きAT販売が好調であること、震災影響による損失が想定よりも縮小することなどにより上方修正。売上高は3兆4300億円(前回予想比+300億円)、営業利益1900億円(+150億円)、税引前利益1900億円(+50億円)、最終利益980億円(+80億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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