日本航空(JAL)は、2016年上半期(4~9月)の輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同期比1.6%減の421万3414人と前年を割り込んだ。ただ、利用率は80.0%と8割台となった。
方面別の旅客人数は、太平洋線、中国線を除いて前年割れとなった。東南アジア線は同3.4%減の162万8784人だった。ハワイ・グアム線が同6.4%減の55万7009人、韓国線が同9.1%減の29万5632人と低迷した。欧州線も同2.0%減の33万6499人だった。
中国線は同3.1%増の71万6687人、太平洋線は同8.9%増の60万7607人だった。
国内線の旅客人数は同0.3%増の1613万0936人と前年を上回った。幹線は全体的に低調だったものの、羽田発のローカル線などが順調だった。利用率は68.0%だった。
貨物郵便輸送実績は国際線貨物が同1.4%増の15万2717トン、郵便が同4.7%増の1万6876トンだった。国内線貨物が同2.5%減の19万5098トン、郵便が同3.8%増の1万5776トンだった。