交通トラブルで乗用車を襲撃、強盗事件として捜査

自動車 社会 社会

23日午前2時5分ごろ、千葉県野田市内の市道で、走行中の追い抜きを巡る交通トラブルから乗用車が襲撃され、フロントガラスを破壊されたうえ、スマートフォン1台が奪われる事件が起きた。警察では強盗事件として捜査している。

千葉県警・野田署によると、23歳と24歳の男性が乗った乗用車が野田市内を走行中、前走車を追い抜いたところ、このクルマが執拗な追跡を開始。煽るなどの行為を約10分間に渡って繰り返した。

クルマが野田市山崎付近の市道で停止したところ、追跡していたクルマに乗っていた30歳代とみられる2人組の男は「降りてこい、カネを出せ」などと脅し、ハンマーのようなものでフロントガラスを破壊。持っていたスマートフォン1台を奪って逃走した。クルマに乗っていた2人にケガはなく、警察では交通トラブルを発端とした強盗事件として捜査を開始している。

追い抜いた当時、クルマはハイビーム状態で走行していたとみられ、警察では抜かれた側がこれに腹を立てたものとみて、周辺に設置されていた防犯カメラ映像の分析を進めるとともに、目撃証言なども募り、事件発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース