ジャガー・ランドローバーの最新自動運転車、先進のコネクテッド技術搭載

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英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは10月21日、最新の自動運転車両によるデモンストレーションを行い、他社車両と協力したコネクテッド技術を初公開した。

ジャガー・ランドローバーは「UK Autodrive」に参画。これは、大手技術・自動車関連企業、地元当局、学術機関で形成されたコンソーシアムで、英国で3年間にわたる自動運転車両およびコネクテッド・カー技術の試験運用を共同で実施。コンソーシアムは、コネクテッド自動運転車両の研究、開発、地域社会への統合において、英国が世界的なハブとなることを目指し、支援している。

今回、ジャガー・ランドローバーは、UK Autodriveのデモンストレーションの一環として、最新のコネクテッド自動運転車両技術を初公開。ジャガー・ランドローバーはフォードモーターおよびタタモーターズ欧州技術センターと協力し、車両間および車両と信号機をはじめとする道路インフラとの通信を可能にするコネクテッド技術を、英国で初めてテストした。

新技術は、3本の柱で構成。「先進道路走行アシスト」は、ドライバーがステアリングやペダルの操作をせずに、車両は道路の車線に沿って走行し、自動での追い越しを可能にする。

電子緊急ブレーキ・ライト・アシストは、前を走行する車両が急に、または予想外のタイミングでブレーキをかけた際、ドライバーに警告。濃霧の中での運転や、前方の車両が見えない場合に、特に役立つ。

青信号最適速度アドバイザリーは、車両が信号機と接続し、青信号で通過できるための最適な走行速度をドライバーに助言。これにより、交通の流れやCO2排出量、さらにはドライビングエクスペリエンスも向上。ジャガー・ランドローバーによると、渋滞の多いロンドン中心部やパリを走行中、すべての信号が青で通過できることをイメージしているという。

《森脇稔》

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