JAL、北海道「応援先得」を設定

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JAL(イメージ)
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日本航空(JAL)は、今夏に上陸した台風による風評被害を受けて低迷する北海道内の観光需要回復に向けた取り組みを展開する。

北海道は、2016年8月から相次いだ台風などにより大きな被害を受けた。道内ほとんどの観光地・観光施設は復旧しているものの、風評被害もあって観光需要は戻っていないのが現状だ。

晩秋や本格的な冬を迎える北海道は、旬の味覚や雄大な自然など、さまざまな魅力を堪能できる。JALでは、多くの人に北海道を訪れてもらい、北海道を元気にしたいとの想いから、北海道が実施する「旅して応援!ほっかいどう」キャンペーンと連動して、JALは道外からの誘客を図る「JAL北海道応援キャンペーン『行こう!北海道へ』」をスタート、相互に観光振興を図る。

JAL北海道応援キャンペーン「行こう!北海道へ」は、被害の大きかった道北・道東への観光を促す「JALきた北海道・ひがし北海道応援キャンペーン『行こう!北海道へ』」を開始し、賛同のあった旅行会社とともに、観光振興に貢献する。さらに、通常よりもお得な運賃設定やマイルによる特典航空券の利用促進、道内路線の増便などを通じて、利用者利便の向上を図り、需要を喚起する。

まず12月1~21日に、おトクな価格で利用できる特別運賃「応援先得」を、東京(羽田)発の北海道路線(新千歳/女満別/旭川/釧路/帯広)に設定することを決定した。

また、台風で甚大な被害を受けた北見地方で収穫された玉ねぎを使用したオニオンスープを、羽田空港国内線サクララウンで期間限定で提供し、被災農産品の消費も支援する。

《レスポンス編集部》

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