東京海上日動火災保険と、中国のバイドゥ(百度)は、インバウンドビジネスに取り組む事業者に対し、百度地図(バイドゥマップ)を活用した訪日中国人観光客を集客するためのサービス提供に向けて業務提携した。
訪日外国人の急増加を受け、東京海上日動はこれまで、全国商工会議所のビジネス総合保険制度「超ビジネスプロテクト」の付帯サービスとして、多言語電話通訳サービスや、インバウンドコンサルティングサービスを提供してきた。
訪日外国人客の約3割を占める中国人観光客が旅行中、モバイル地図を活用して店舗・施設を訪問するケースが増加している。このため、バイドゥと提携し、「百度地図(バイドゥマップ)」への店舗名称や施設住所などの掲載を案内することにした。
東京海上日動は、インバウンドビジネスに取り組む事業者を対象に、全国の商工会議所、各地の金融機関などとも連携し、地図サービスに加え、施設情報サービスの機能を合わせた地図サービス「百度地図」への専用料金プランによる情報掲載の案内を開始する。
バイドゥと連携した集客支援サービスの開始により、東京海上日動はインバウンドビジネス事業者に対し、保険を通じた安心と安全の提供に加え、集客から受け入れ態勢構築まで一貫した支援を提供する。