【危機管理産業展16】アタッシュケース型蓄電池、ソーラーパネルでの充電も可能…トヤマキカイ

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トヤマキカイが開発・販売する蓄電池「SOLABO」
  • トヤマキカイが開発・販売する蓄電池「SOLABO」
  • トヤマキカイが開発・販売する蓄電池「SOLABO」
  • 「SOLABO」に接続するソーラーパネル
  • トヤマキカイが参考出品した「SOLABO」のシステムを搭載したオートバイ

大阪府堺市の設備機械メーカー、トヤマキカイはこのほどアタッシュケース型蓄電池「SOLABO(ソラボ)」を開発し、「危機管理産業展(RISCON)2016」に展示した。バッテリーから自社開発し、メイドインジャパンにこだわったという。

バッテリーは発熱や発火の危険性が少ないリン酸系リチウムイオン電池を使用し、容量は240Whと850Whの2種類。それぞれスマートフォン28台、100台の充電が可能で、充電時間は家庭用電源で約5時間と約8時間となっている。価格は240Whのものが12万5000円で、850Whのものが27万円。

「別売のソーラーパネルを接続すれば、そこからでも充電できるようになっています。しかも、そのソーラーパネルも品質のいいものにしているので、発電量がほとんど落ちることはありません」と同社関係者は話す。

また、同社は参考出品としてこの蓄電池システムを使ったオートバイも展示した。これは中国製のガソリン車を改造したもので、今のところ発売する予定はないという。「日本製で手頃なオートバイが出てきたら考えます。販売する製品はあくまでもメイドインジャパンのものです」と同社関係者。

いずれにしても、今回展示した蓄電池の反応はなかなか良かったようで、同社関係者は今後の動向に期待を寄せていた。

《山田清志》

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