新日鉄住金は、鹿島製鉄所の熱延工場が1969年4月の操業開始以来、46年6か月を経て、10月11日に累計圧延量2億トンを達成したと発表した。
熱延工場は、主に自動車のボディや家庭電化製品等に使用される薄板を製造している工場で、1995年9月に累計圧延量1億トンに到達し、そこから21年での2億トン達成となった。
鹿島製鉄所の熱延工場は、前工程を担う製鋼工場(連続鋳造設備)と隣接。製鋼工場で製造されたスラブ(半製品)を搬送テーブルで高温のまま熱延工場へ運ぶことができ、熱効率の良い製造が可能となっている。