自動運転に向けたトライアルは『HERE HD LiveMap』のデモで示された。C-ITSの中核となる技術で、現在の車両で利用できる世界最先端のクラウドベース マップ・アセットとして開発。その状況をデモでよりわかりやすく可視化した。自動運転ではワイヤレスネットワークへの接続、クラウドを利用する新世代ADASをどう活用するかがキーポイントとなるが、高精度で最新のコンテンツ情報にアクセスできるHERE HD LiveMapでは道路環境を極めて詳細かつ動的に表示できる。これによって、車両は車載センサーが検出不可能な「曲がり角の先」までを確認できる対応が可能となる。同社は既に北米及び西ヨーロッパのコネクテッドカーで採用される体制を整えている(村上氏)という。