【SEECAT 16】ダイバーが使う水中ナビゲーションシステムも登場

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ダイバー用ナビゲーションシステム「アルテミス・プロ」。
  • ダイバー用ナビゲーションシステム「アルテミス・プロ」。
  • イギリスのブループリント社が製造している。「プロ」は法執行機関向け。
  • 民生用の「アルテミス」よりも高機能化している。
  • 目的地や中継地を予め入力しておけば、画面を見ながら向かうことができる。
  • 簡易なものではあるが、ソナーもあり、視界の悪い場所でも使える。
  • 正面にはLEDライトやカメラもあり、映像記録も可能。
  • 価格は1台約1800万円。民生用が約100万円なので、数を揃える場合は後者ということも。

「事件や事故を水際で防ぐ」といった表現も使われているが、最近のテロ対策では「川や海からの侵入をいかにして防ぐか」というのも課題になっている。船舶を使った警備・警戒はもちろん、ダイバーも投入することになるが、今年のSEECATではダイバー用ナビゲーションも出品されていた。

イギリスのブループリント(Blueprint)が販売している「アルテミス・プロ」という商品で、水中でも現在地や目的地の把握ができるようになっている。

GPSの電波は水中まで届かないので、GPSレシーバーの付いたフロートを水面まで上げ、ナビ本体に有線接続することで水中でも位置情報の把握を可能とした。また、ジャイロセンサーとコンパスを内蔵しており、姿勢や方位の測定も行えるほか、ソナーも備えているので視界が悪い場所でも使うことができる。

民生向けの「アルテミス」は1台の価格が約100万円だったが、「アルテミス・プロ」は軍隊や警察等の法執行機関向けで、1台の価格は約1800万円だという。

《石田真一》

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